ガイド · 更新日 2026年11月7日
中国でジャイアントパンダに会える場所:2026年版 実用ガイド

野生のジャイアントパンダが暮らしているのは、中国の四川省・陝西省・甘粛省の山岳地帯だけです。野生のパンダに出会える可能性はほぼありませんが、繁殖・研究施設では間近で見ることができます。どの施設を選ぶかで、その日の体験は大きく変わります。
結論から言うと
- 初めての中国で時間が限られているなら:成都ジャイアントパンダ繁育研究基地へ、朝いちばんに。
- 人が少なく、より自然な環境で見たいなら:都江堰パンダ谷(成都から約1.5時間)、または臥龍自然保護区の神樹坪基地(約2〜3時間)。
- 一日飼育員のお手伝いをしてみたいなら:碧峰峡か臥龍のボランティアプログラムへ。早めの予約が必須です。
- 四川省へ行かないなら:北京動物園、重慶動物園、西安近郊の秦嶺ジャイアントパンダ研究センター、または広州の長隆野生動物世界(チャイムロン・サファリパーク)。
成都ジャイアントパンダ繁育研究基地
多くの旅行者がパンダを見るのはここで、それには十分な理由があります。成都の中心部から北へ約10km、車で30〜45分ほど。竹が茂る美しく整えられた飼育エリアに、100頭を優に超えるジャイアントパンダと、レッサーパンダが暮らしています。
- チケット:大人¥55、学生¥27。6歳以下または身長1.3m未満の子ども、および60歳以上の方は無料です。
- 予約:オンラインのみで、パスポートが必要です。14日前から、基地の公式 WeChat ミニプログラムや Trip.com などのサイトで購入できます。当日窓口で買えるとは考えないでください。
- 開園時間:3月〜10月は7:30から、11月〜2月は8:00から入園できます。閉園は夏が18:00、冬が17:30です。
- アクセス:地下鉄3号線で「熊猫大道」駅へ行き、短いシャトルバスで南門へ。または市内中心部から Didi のタクシーで。
- 園内:任意の観光カート(約¥30)を使えば、上り坂を歩く負担がかなり減ります。
滞在が2〜3時間なら南門から入りましょう。人気の飼育エリアへまっすぐ行けます。西門は人が少なく、半日かけてゆっくり回るのに向いています。2つの門は歩いて行き来できないほど離れているので、どちらか一方を選んでください。
いちばん大切なアドバイスは、開園時間に到着すること。パンダが最も活発なのは朝の食事の時間で、だいたい8:00から10:00ごろです。昼過ぎにはほとんどのパンダが木の上で眠ってしまい、夏の暑い時期は冷房の効いた室内に引っ込みます。週末より平日のほうが落ち着いています。人気の「スターパンダ」には1時間以上の行列ができることもあるので、熱烈なファンでなければ並ばなくてよいでしょう。
都江堰パンダ谷
成都から北西へ約70km。パンダ谷のパンダは20頭ほどとずっと少ないものの、人もずっと少なく、飼育エリアは緑の丘に囲まれています。成都から都江堰までは高速鉄道で約20分。どちらも UNESCO 世界遺産である古代の灌漑施設・都江堰と青城山とあわせて訪れるのがおすすめです。
なお、ここは国のパンダ研究センターが運営する都江堰の基地とは別の場所です。そちらは2026年4月から改修のため閉園していると報じられています。計画を立てる前に最新の状況を確認してください。
臥龍神樹坪と碧峰峡
神樹坪は「四川ジャイアントパンダ保護区群」世界遺産の一部である臥龍自然保護区にあり、成都から約130km、山あいへ車で2〜3時間です。涼しく緑豊かで、とても静か。パンダの本来のふるさとにいちばん近い雰囲気を味わえます。
雅安近郊の碧峰峡は成都から約150km、車で2時間半〜3時間ほど。森に覆われた渓谷にあり、外国人旅行者はほとんど訪れません。どちらの基地も、車と運転手を手配した日帰り旅行か、1泊して訪れるのが最適です。
パンダのボランティアプログラム:実際に何をするの?
臥龍と碧峰峡では、飼育員のアシスタントとして1日を過ごせます。飼育エリアの掃除、竹運び、パンダ用の「パンダパン(窩窩頭)」作りの手伝い、間近での給餌の見学、短いドキュメンタリーの鑑賞などが主な内容です。修了証がもらえ、参加費は施設の運営に役立てられます。
- 費用:プログラム自体は1人あたり通常¥700〜1,000(約US$100〜140)ほどで、成都からの交通費が別途かかります。
- 定員は1日数十人までで、年齢制限(下限・上限)は基地によって異なり、多くは8歳または12歳以上です。
- 春・夏や連休の時期は、1〜2か月前に予約してください。
- 国営の都江堰基地のボランティアプログラムは、2026年の改修期間中は休止されていました。
パンダを抱っこしたり、ハグしたりできますか?
できません。有料の「パンダ抱っこ」撮影は何年も前に終了しており、現在の中国でこれを提供している正規の施設はありません。ボランティアもパンダには触れません。パンダを抱っこできると持ちかけられたら、それは詐欺か、支援すべきでない行為です。
四川省以外でパンダに会う
旅程に四川省が入っていなくても、ジャイアントパンダには会えます。北京動物園にはパンダ館があり、市内観光の日に気軽に組み込めます。重慶動物園は市街地のすぐそば。西安から足を延ばせる陝西省の秦嶺ジャイアントパンダ研究センターでは、ときに茶色と白の毛色をもつ独自の亜種「秦嶺パンダ」が飼育されています。南の広州にある長隆野生動物世界には数頭のパンダがいて、有名な三つ子もいます。
ベストシーズン
パンダは一年中見られますが、おすすめは涼しい10月〜4月。屋外での動きが活発になり、人出も少なめです。春には新鮮なタケノコが出回り、冬の臥龍では雪の中を転げ回るパンダが見られるかもしれません。中国の大型連休、特に10月の第1週は避けましょう。成都の基地はとてつもない行列になることがあります。
私たちのやり方
パンダと唐辛子と山の都のツアーでは、パスポート情報を使って事前にチケットを予約し、ツアーバスが着く前の開園時間に成都の基地へご案内します。プライベートツアーなら、静かな都江堰や臥龍での1日を加えたり、ボランティア体験を手配したりすることもできます。成都について詳しく読むか、どんな過ごし方が合うかお気軽にご相談ください。
よくある質問
外国人でも成都パンダ基地のチケットを予約できますか?
はい。チケットはパスポート番号を使ってオンラインで販売されており、14日前から、基地の公式 WeChat ミニプログラムや Trip.com などのサイトで購入できます。私たちのツアーにご参加の場合は、こちらで予約します。
成都パンダ基地の入場料はいくらですか?
大人チケットは¥55、学生チケットは¥27です。6歳以下または身長1.3m未満の子ども、および60歳以上の方は無料です。園内の任意の観光カートは約¥30です。
成都でパンダを見るのにいちばん良い時間帯は?
開園時間に到着しましょう。3月〜10月は7:30、11月〜2月は8:00です。パンダが最も活発なのは朝の食事の時間で、だいたい8:00から10:00ごろ。午後はたいてい眠っています。
中国でパンダを抱っこできますか?
できません。有料のパンダ抱っこは何年も前に終了しており、正規の施設では行っていません。ボランティアでもパンダには触れません。
パンダのボランティアはどこでできますか?
四川省の臥龍神樹坪基地と碧峰峡基地です。ボランティア1日の費用は通常1人あたり¥700〜1,000ほど。定員が限られているので、繁忙期は1〜2か月前に予約してください。